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2022年05月10日

ロシア・クラスノダールに住む知人からのメール

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ロシア・クラスノダールに住む知人の写真家から届いたメール。日本の報道ではなかなか伝えれられない視点での内容です。翻訳の後に英語での内容がつけてありますので、読みやすい方で読んで、考えてもらえたらと思います。プーチンの戦略は決して許されるものではないが、そこに至るまでの過程も見逃すことはできないのかな・・・っという感想を持っています。日本のメディアはアメリカ、西側視点ですからね・・・

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Igor Stepanov
グラフィックアーティスト、ステンドグラスアーティスト、フォトアーティスト。
1967年、クラスノダールの芸術家一家に生まれる。クラスノダール芸術大学とサンクトペテルブルク・スティグリッツ芸術産業アカデミー卒。現在、ロシア・クラスノダールに在住。
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僕ははアナリストではないので、紛争問題の解決の道を見つけることはできません。さらに現地においては日進月歩で情勢が変化しています。

今回の紛争は当初から、条件付きでの市民戦争と見なすことができると僕は信じていました。

ロシア軍にはウクライナ人が、ウクライナ軍にはロシア人がいます。これは、ソビエト連邦時代に人々が居住地を自由に選ぶことができたという事実によるものです。そして、ロシア人とウクライナ人による多くの混合結婚がありました。私の住んでいるエリアは、ザポロージャコサック軍によって習得されたクバーニになります。

ご存知のように、内戦は革命と国家の崩壊を伴います。僕はロシアとウクライナの間の紛争を、過去から現在にまで続いている内戦として認識しています。

ソ連崩壊後、私は軍隊で長年の友として現在も親交のあるウクライナ人に会いました。2014年に起こったマイダン革命の始まりを、彼は熱心に私に説明したかを覚えています。その内容は間違いなくウクライナ政府の権力の腐敗に対する抗議でした。

 しかし、マイダン革命は、すぐにナショナリスト達が主導権を握ることになるのですが、そこには間違いなく、西側諸国の諜報機関の支援がありました。

 そして同年2014年に、オデッサの町にて悲劇的な出来事がありました。日本ではほとんど報じられていないかもしれませんが、ウクライナ南部の港湾都市オ デッサで、政権支持派と親ロシア派が衝突している最中、労働組合ハウスで火災がおき、焼死者32人を含む46人が死亡したと言われる事件がおきました。一般市民、ネオナチなどのグループが投石、火炎瓶、絞首、ライフルなどでロシア人を虐殺したと言われている事件です。

オデッサでの出来事は、その後のクリミア半島の分離とウクライナ東部での敵対行為の開始の引き金となりました。


 オデッサの悲劇に関して法的地位に関しては差し控えますが、ウクライナの反ロシア勢力は間違いなく自分達の役割を果たし、その後もドンバス戦争にて何年にもわたる戦争が続き、約15,000人の民間人が巻き添えになり殺されました。 (ドンパス戦争:ウクライナのドネツィク州とルハーンシク州、通称ドンバス地方で2014年から続く、ロシア・ウクライナ戦争(クリミア危機・ウクライナ東部紛争)の一環となる武力衝突)

 ここ数年、ウクライナは軍事力を増強してきました。また、ウクライナ国内ではロシア語との闘いがあり、歴史が書き直されていました。第二次世界大戦中の愛国主義の戦争犯罪者達は国民的英雄になり、国内における彼らのナチ的な活動が容認されるような状態に。

 このような背景の中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、さらに核兵器を持ちたいと言及しはじめ、ロシアにとってウクライナは脅威的存在になりつつあったように思えます。(ウクライナからモスクワへの核弾道ミサイルの飛行時間はわずか3分であることを忘れないで欲しいです。)

物事の対立には常に2つの側面があります。ウクライナは挑発の責任を負うことになり、それに対しロシア側は軍隊行動以外のレバレッジを見つけることができませんでした。

問題解決のために命を犠牲にすることは、文明の利器である。 コビッドは、問題に対する文明の見解がもはや通用しないことを示した。 規制は歓迎される。それは人間の生命を保証することができるが、文明を破壊することもできる。 つまり、グローバリゼーションの廃止と野蛮への転落の可能性が、ウクライナで起きている出来事の背景になっているのです。 

このような背景をロシアの指導層が見ているとすれば、その行動は次のようになるはずである。 それは経済が自給自足できるような十分に大きなマクロリージョンを作ることです。 

自給自足。 しかし、ウクライナ勢力が調整し、本格的な抵抗をするようになると、新たな課題が出てきます。 春が来て、農作業を始める時期までに各党が合意しなければ、秋には飢饉が起こる可能性があります。 キエフでは、このことを理解しているが、どうやら国民を犠牲にすることにしたようだ。 モスクワにとって、今の撤退は戦争の先送りを意味する。 一般的に、風評的に、そして戦略的に見てもそれは敗北を意味します。 このような退却の後、通常、政府が変わったり、革命が起こったりすると思います。 

したがって、ほとんどの場合、戦争は長期化する。 興味深いことに、制裁と戦争の間で、ヨーロッパは戦争を選択したようです。 「世界の運命はウクライナで決まる」という欧州の発言は偶然ではありません。 今回、欧州はとことんやることにしたようです。 欧州の描く世界像の中にロシアの存在はないと思われます。 

しかし同時に、ロシアも自分の世界像の中にヨーロッパを見ていません。 通常、戦争は存在論的なものであれば、敵が自分のアイデンティティを失う最後まで戦わなければなりません。 このような状況は、NATOとロシアの直接的な衝突につながりかねない。 そして、過去数十年の間に、国民に責任を持つ人々が交渉する能力を失っていることを、私たちは目の当たりにしてきました。 これは文明危機の亡霊の一つであるように感じます。

私の結論はこうだ。 ウクライナは、ロシアに最大限のダメージを与えるための西洋集団のプロジェクトになっており、 カルチャーコードを完全に破壊することが望まれています。 人類が相前後して危機に陥ったため、戦争は避けられない。 これは、近い将来、私たちを待ち受けている多くの戦争と軍事衝突の一つにしかすぎないように思えます。

そして、 神に直せないものはない。
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I am not an analyst and it is difficult for me to go far beyond the problem to solve it.  Especially since things are changing so quickly.  

From the very beginning of the conflict, I believed that this war can be conditionally considered a civil one.  Indeed, there are ethnic Ukrainians in the Russian army, and there are Russians in the Ukrainian army.  

This is due to the fact that our peoples could freely choose their place of residence in Soviet times.  

And there were many mixed marriages.  My lands were partially mastered by the Zaporozhian Cossacks.  I mean Kuban.  

As you know, civil wars accompany revolutions and the collapse of states.  Therefore, I perceived the conflict between Russia and Ukraine as a civil war, transferred from the past to the present. 

(Destruction of the USSR).  In the army, I met a Ukrainian who became my friend for many years.  We are still in correspondence with him.  I remember with what enthusiasm he described the beginning of the Maidan to me.  It was undoubtedly a protest against corruption in power. 

 But almost immediately the nationalists seized the initiative.  Without a doubt, there was the support of Western intelligence agencies.  Then there were the tragic events in Odessa.  Let me remind you that about 50 people were burned there.  You can read about it yourself.  There is a video of this tragedy.  The events in Odessa became the trigger for the subsequent secession of Crimea and the start of hostilities in eastern Ukraine. 

 I will not now assess the legal status of these events.  But Ukraine's aggressive anti-Russian stance has undoubtedly played a role.  Then followed years of smoldering war in the Donbass.  About 15,000 civilians and their defenders were killed. 

 All these years, Ukraine has been building up its military potential.  Also inside Ukraine there was a struggle with the Russian language and history was being rewritten.  Nationalist war criminals during World War II became national heroes.  Against this background, Ukrainian President Zelensky makes a statement that he wants to have nuclear weapons.  Let me remind you that the flight time of a nuclear ballistic missile from Ukraine to Moscow is only 3 minutes.  

There are always two sides to a conflict.  Ukraine is to blame for the provocation.  Russia has been unable to find leverage other than the military.  Now it is interesting to understand at what time the events in Ukraine take place.  This is the time when the idea of ​​globalization fails.  And this is the time when, according to some researchers, Christian civilization is giving way to barbarism with high technology.  Civilizations appear as a response to the challenge of the habitat.  The main challenge for humanity is death. 

 Sacrificing life to solve problems is a tool of civilization.  Covid has shown that the civilized view of the problem no longer works.  Restrictions are welcome, which can ensure human life, but can also destroy civilization.  So the abolition of globalization and a possible slide into barbarism is the backdrop against which events are taking place in Ukraine.  

If this background is seen by the leadership of Russia, then the actions should be as follows.  Creation of a sufficiently large macro-region where the economy will be self-sufficient.  

Autarky.  But as Ukrainian forces adjust and put up serious resistance, new challenges emerge.  Spring has come and it's time to start farming.  If the parties do not agree in the near future, then famine is possible in the fall.  In Kyiv, they understand this, but apparently they decided to sacrifice their population.  For Moscow, retreat now means a postponement of the war.  In general, it will be a defeat.  reputational and strategic.  After such retreats, governments usually change or revolutions occur.  

Therefore, most likely the war will be long.  Interestingly, between sanctions and war, Europe seems to have chosen war.  It is no coincidence that the Europeans' statement that the fate of the world will be decided in Ukraine.  It seems that this time Europe has decided to go all the way.  She does not see Russia in her picture of the world.  

However, Russia does not see Europe in its picture of the world either.  Usually, if wars are ontological, they are fought to the end.  Until the enemy loses his identity.  This situation could lead to a direct clash between NATO and Russia.  And we have seen over the past decades that people responsible for their peoples have ceased to be able to negotiate.  And by the way, this is one of the ghosts of the crisis of civilization.  

My conclusion.  Ukraine has become a project of the collective West to inflict maximum damage on Russia.  It is desirable to completely destroy the cultural code.  War was inevitable as humanity enters an interphase crisis.  This is one of the many wars and military conflicts that await us in the near future.  And more... There is nothing that God could not fix.

Igor Stepanov, Krasnodar, Russia
a graphic artist, stained glass artist, photo artist.
Born in 1967 in Krasnodar in a family of artists, studied at the Krasnodar Art College and St. Petersburg Stieglitz Academy of Art and Industry. 

posted by ヒラヤマユウジ at 15:22| 気ままな日記

2022年04月20日

ロシア・クラスノダールからのメール

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前回のモスクワの知人とのやりとりに引き続き、クリミア半島に住むクリエイターの知人からも連絡がきました。民族紛争やソ連崩壊後のロシアとウクライナの関係を語るにあたって、クリミア半島抜きでは語ることはできません。

いろいろと連絡を取り合っているうちに、日本の報道だけでは見えてこないことがいろいろと見えてきました。無論、僕は戦争評論家でもないし、ただのクリエイターですが、真実は知りたい。日本の報道では、いかにもロシアやプーチンが悪者で、ウクライナはそれに抵抗している主人公的な扱いをしていますが、知人曰く「そんなことないんだよ。これはロシア対西側諸国の戦争で、ウクライナはうまく利用されているだけなんだよ・・・」とのコメントが。

無論、ここ数年で勃発した紛争というより、ソ連が崩壊してからの国内での民族紛争、ロシアからの独立など、とても複雑な背景が根強く残っているのはわかります。でも日本をはじめ、西側諸国ではほとんど報道されないウクライナの内情がかなり絡んでいることがちょっと調べるとわかります。

その中には、ウクライナ東部を拠点に活動しているアゾフ特殊作戦分遣隊などの極右翼団体などがあり、ウクライナ愛国主義をベースに政府軍と共に立ち上がっているものの、民間の建物を広範に使用し、民間の資産を略奪したりといった武装活動も行い、過去8年間の中で、15000人以上のウクライナ国民が命を落としているそうだ。無論、ウクライナ政府は黙認しており、東部に住む人々にとっては恐怖の存在にあるらしい。

いろいろ調べていくと、日本のメディアでは積極的に報道しないものや、あくまでも西側諸国にとって都合の良い報道の仕方をしているのがよくわかる。

まあ、僕がいくらここに綴っても仕方ないので、僕の友人に「訳すから、日本人に向けのメール書いてよ。生の声を知りたがる人大勢いると思うから・・・・」と連絡を入れたら、「じゃあ、個人的な感情なしで、現状の現地の多くの人の考えを代弁して書いてみるよ」との連絡がきました。

彼の名前はИгорь Степанов(イゴルス ステパノフ)。写真家、ステンドグラス作家であり、教育者として教壇にも立つ。なので、次回は彼のメールを紹介したいと思います〜。


posted by ヒラヤマユウジ at 21:32| 気ままな日記

2022年04月14日

モスクワのクリエイター仲間

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大学時代からの仲間、そしてSNSなどを通じて知り合ったクリエイター仲間が世界各地に点在している。
ロシアにも、幾人かの知り合いがおり、現在のウクライナとロシアの展開に関して何度かメールにて連絡をもらった。ロシア政府がどのくらいのレベルまで検閲をかけているのかわからないので、反政府的なことはなかなか書けないのかもしれないが、それでも友人は勇気を持って、僕からのメールに返信してきた。

彼の名はアラム(心配なので仮名です・汗)。50代のフォトグラファーでモスクワに住んでいる。SNSを通じて、かれこれ10年近くの仲だ。

ヒラヤマ「いろいろ大変そうだけど、そっちの様子はどう?元気してる」
アラム「とりあえず、今のところは問題なし。一時、物がなくなるとか騒がれたけど、ここモスクワではウクライナへの進行が始まってからも、そんなに生活は変わってないよ」

写真はアラムから送られてきた本日のモスクワの様子だ。

アラム「僕の周りの人間は、国営放送とかで流れているニュースと異なり、ロシアが進行してウクライナを攻撃しているのはわかってるんだよね。」

アラム「でも、僕だけじゃなくほとんどの人が何もできずに、非常に憤りを感じてる。政府には怖くて逆らえない・・・」

今回、対ウクライナという一応国外に対しての進行であったがゆえ、世界的に非難を浴びている訳だが、自由化が進んだというロシアにおいても、国内の内情は北朝鮮や中国とほとんど変わりない独裁による恐怖政治のもとにあるのがよくわかります。

メディアでは、ロシアとウクライナという対立図を示していますが、はっきり言ってプーチンのロシア独裁政府とロシア国民&ウクライナで間違いないと思います。プーチンがポアされれば、終わると思っています(今は、恐怖からプーチンから自分が死んだら核のボタンを押せ!とのオーダーが出ているかもしれませんが、プーチンが死ねば、オーダーを出された人はやらないと思います・・・・。クリエイター的な安易な発想ですみません)

核を使えば、自分たちが勝つとかではなく、地球が滅びる・・・ということを、恐怖政治がなくなれば冷静に判断できると思うので、、、、。

連日、多くの一般市民が犠牲になっているニュースが流れ、本当に心痛いです。1日も早く、武力以外の方法でこの問題が解決することを願います。
posted by ヒラヤマユウジ at 22:17| クリエイター的生き方

2022年04月13日

気がつけば・・・・

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気がつけば、いつものようにブログの更新が滞っています・苦笑。
実はいつも全く書いていない訳ではありません!!!そう、時事ネタを中心に書いてはいるのですが、アップしていないだけです・・・・。


前回アップしてから、もう2ヶ月がすぎています。その間にも、いろいろなことが起こり、気がつけば連日のようにウクライナとロシアの戦争。そしてまだ続くコロナの影響・・・・・。私生活の中では、だいふコロナ規制なるものが緩みつつありますが、以前のように海外に簡単に行くことはできそうにありません。

とりあえず、台湾が日本に対して入国を許してくれたら、台北のクリエイター達と集い、台湾の卓球仲間と卓球をして、夜市で美味しいものを食べ歩きたいですね〜。

あっ、くだらない呟きでしたw。
posted by ヒラヤマユウジ at 17:00| 気ままな日記

2022年02月02日

アサリの産地偽装きたー!

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昨年からの働きづめ生活。脳みそを限界まで、フル稼働することで脳みその機能が著しく低下することを幾度となく経験してきたが、その先にある無感覚に近い状態に近々辿り着きそうな感じですw。

そんな中に飛び込んできた石原慎太郎氏の訃報、18歳の時に読んだ石原氏著書の「Noと言えない日本人」の書籍。調べてみると、「Noと言える日本」(1989年発行)は出てくるも、僕が読んだ「Noと言えない日本人」は出てこない。アメリカに渡る時に叔父からもらったので1985年の本であることに間違いはないんだけど・・・・。

まあ、そんなことより、石原氏の訃報よりおったまげたのは「熊本産アサリの産地偽装」のニュース。中国産より安心な日本産を高くても購入したものの、結局は中国産を食わされていた〜!訳です・涙。

まさに、最近の正直者はバカを見る国、日本!である・・・。海外では日本人はなんて真面目で正直な国民性なんだろう!といわれ、誇りに思っていたのですがね・・・・。

しかも一部の人間がやっていたというなら、そういう輩もいるよね〜的なことになるのだが、今回のニュースは熊本でのアサリ漁業に携わるほぼ全ての団体・個人が携わっているという、まさに「犯罪もみんなでやれば怖くない」状態。

国内に出荷されている97%の熊本産のアサリは偽物というから驚きだ!結局、実は熊本産のアサリは存在しないに等しいにもかかわらず、長年に渡って全国に出荷しているというのは悪質極まりないですね・・・。

漁協関係者も知っていて、「やめてしまえば漁民は生活に困り、漁場代を失った漁協は経営が立ちゆかなくなる」とかなり次元の低いコメントを出しているが、普通に考えれば廃業・転職だろう・・・・・。

それが許されるなら、オレオレ詐欺だろうが、万引き、窃盗、とあらゆる犯罪が許されてしまうではないか・・・・。連中だって、生きてくためにやっていると思うし・・・・。

このアサリ偽装をきっかけに、ぜひ携わっていた関係者、黙認していた関係者・団体にはしっかり処罰して欲しい。

もし、そうでないならば、僕もクリエイターをそろそろやめて、来年からは中国から松茸を大量に仕入れ、土中で数週間埋め込み、国内産として堂々と販売するビジネスとフランチャイズ化を様々な食材でスタートしようと思う!

正直者はバカを見る国にしないで欲しいよ〜涙。


posted by ヒラヤマユウジ at 11:36| 気ままな日記